体質だと諦めるのはまだ早い…太りたい痩せ型男性必見のプロテインのススメ
ワークアウトブームや糖質制限ブームの昨今、脂肪を減らして体を引き締める事に汗を流して努力している人が溢れています。
確かに、余分な肉を削いだメリハリのある筋肉質な体は憧れますよね。
しかし、世の中には逆に太りたくてもなかなか太れない痩せ型の男性も結構います。
こういう痩せ型男性に対して、
- 『食べても太らないなんて羨ましい』
- 『昔から体型変わらなくてイイね』
- 『ダイエットしなくていいから楽でイイなぁ』
と言う人もいますが、太りたい痩せ型男性からすればあまり気持ちの良い言葉ではないですよね。
今回はそんなお悩みを抱えている痩せ型男性の味方になります。
- そもそも食が細く量が食べられない。
- 量は食べているが、いくら食べても全く体重が増えない。
- 健康診断で毎回痩せすぎを指摘されるがどうしたらいいかわからない。
原因を探り、そのお悩みを少しずつ一緒に解決していきましょう。
もしかしたら、食事とプロテインで解決できるかもしれません。
目次
芸能人やタレントさんで見る体型の不思議
テレビを見ていると、食べる事が好きな人には2パターンある事に気づきませんか?
食事量や摂取カロリーが多く太っている人、大食いしているのに全然太っていない人。
どちらも一般的な食事量よりも食べているのに、なぜこのような体型差が出てしまうのでしょうか。
独特の食レポとコピーで何かと目にする彦摩呂さん。
彼のように太っている事を前面に出しながら食べる事を仕事にしている人がいます。
しかし、同じ食べる事が仕事の人でもほとんど太っていない人達もいます。
ギャル曽根さんを始めとする大食いの人達、ほとんどが痩せ型か普通体型ですよね。
大食いの人達は特殊な体質をしていて、食べた物をほとんど消化吸収せずに排出してしまうそうです。
その結果、血糖値が上がらないために太らないといいます。
他にも、食べた物が胃にとどまらずに腸に運ばれたり、腸内のビフィズス菌が普通の人より2~4倍多かったりと、かなり特殊な体質です。
このような体質はホント稀なので、これがあなたの太れない原因になっているとは考えにくいです。
では、他に太れない原因にはどんなものがあるのでしょうか。
太るためには太れない原因を探る事が大事
他に太れない原因があるとすると、以下のものが挙げられます。
姿勢の悪さや骨格の歪み
猫背で姿勢が悪いと、胃や腸を圧迫して量を食べられなかったり、消化吸収がスムーズにすすまなかったりなどして、結果それが太れない原因になっている事があります。
他に、骨格が歪んでいる事によって血管や神経が圧迫され、内臓の働きが弱くなり、消化吸収が正常ではなくなっている可能性もあります。
思い当たる人は、意識して姿勢を正したり、整骨院などで歪みを診てもらったりしましょう。
病気がある
腫瘍などの病変や、糖尿病、ホルモン異常など何かしらの病気が原因の可能性もあります。
定期的に健康診断をされている人は問題ないと思いますが、自営業などで健康診断を定期的に受けていない人は診てもらいましょう。
胃腸が弱い
人と同じ食事をしていても、すぐ胃がもたれてしまう人や、下痢をしやすい人は消化吸収がしっかりと行われていない事が太れない原因になっている場合があります。
野菜(食物繊維)や乳酸菌が含まれている食品を積極的に食べたり、胃腸薬を服用したりして改善に努めましょう。
睡眠時間が短い
不規則な生活をしている人は不健康で太っているというイメージがありませんか?
もちろん、睡眠時間が短かったり食事が偏っていたりが原因で太る人もいます。
しかし、逆に不規則な生活が原因で太れない人もいるのです。
睡眠中には成長ホルモンのような体をつくるホルモンが分泌されるので、毎日最低6時間は睡眠を取りたいですね。
ストレスがたまっている
ストレスが原因で過食に走る人もいれば、食欲が減退する人もいます。
ストレスで胃腸が弱ったり、ホルモンバランスが崩れたりしている事が太れない原因になっているかもしれないのです。
ストレスはためない事が一番ですが、たまってしまったストレスは解消する手段を探ってうまく解消するよう努めましょう。
太る事に一番必要な事、それは食事
上で挙げた事が原因ではない場合、なぜ太れないと思いますか?
それは、『そもそもの食事量が足りていない』可能性が高い、という事です。
自分では食べているつもりでも、周りからしたら大した量を食べていないケースが結構見受けられます。
それに、ただ量を食べればイイというわけではありません。
炭水化物(糖質)と脂質とタンパク質を意識して食べる事が大切です。
それでは、具体的にどのような食事をすれば太る事ができるかを説明しましょう。
炭水化物を意識して食べる
太るうえで特に必要なのが糖質で、これを食べない事には始まりません。
糖質とは、砂糖などの甘い物だけではなく、ご飯や麺類といった炭水化物も糖質です。
脂質とタンパク質だけを食べているとどんどん痩せていきます。
それがいくら高カロリーでも、です。
毎日肉だけを食べていても太りません。(味付けに糖質の多いタレを使っていれば別ですが)
重要なのは、カロリーよりも糖質の量です。
普段、1食のご飯は茶碗に普通盛り1杯しか食べていない人は、1.5杯にしてみましょう。
1食に0.5杯プラスするだけなら無理なく始められると思います。
その量に慣れてきたら、更に0.5杯プラスして・・・と、徐々に量を増やし、胃を広げていきます。
炭水化物(糖質)に脂質とタンパク質をプラスする
ご飯片手に焼肉、チャーシュー麺とチャーハンと餃子のセット、太るためには最高の組み合わせです。
太っている人は大体好きな組み合わせです。
男性は筋肉もあった方が良いので、女性以上に積極的にタンパク質を取りたいですね。
一日3食以上食べる
朝食、昼食、晩御飯はもちろんですが、もし食べる時間がつくれるようでしたら1~2食プラスしましょう。
プラスする分はしっかりとした1食を食べなくても大丈夫です。
例えば、昼食と晩御飯の間にコンビニのおにぎりやサンドイッチを食べる、などですね。
夜になればなるほど食べた物が脂肪になりやすいので、食事量や質は夜に比重を置く事がオススメです。
エビオス錠などの力を借りる
ドラッグストアーで簡単に購入できるエビオス錠というものがあります。
【指定医薬部外品】アサヒフードアンドヘルスケア エビオス錠 2000錠 価格:1,514円 |
効能は、『胃もたれ・消化不良・胃弱・食欲不振・栄養補給』などです。
ビール酵母を使った自然の胃腸薬、と言ったところでしょうか。
医薬品ではないので、サプリメントとして安心して飲めます。
アスリートでも体重を増やしたい時に飲んでいる人がいます。
胃腸の調子を整えて食欲を出す事が太る事への近道です。
それでも増えない人はプロテインを飲む
『プロテイン!?』と思った人もいるかもしれませんが、プロテインは筋肉を大きくしたい人だけのものではありません。
次で詳しく説明しましょう。
太りたい人になぜプロテイン?
上で『そもそもの食事量が足りていない』事をお話しましたが、それほど量を食べられない人が急に食事量を増やす事は難しいですよね。
胃は徐々に拡張する事はできますが、急には無理です。
そこで登場するのがプロテイン。
プロテインは基本的にパウダー状のものを水や他飲み物に溶かして飲むのが一般的です。
(液体で売っている物もありますが、パウダーより成分が少なく割高です)
液体だったら食べるよりも楽に体に取り込むことができます。
食事中に飲んでも良いですし、小腹が空いた時や喉が渇いた時に飲めば無理なく栄養補給できますよね。
しかし、ここで気をつけなければいけない事があります。
それは、ソイプロテインは男性には不向きという事です。
プロテインには原材料の違いによる種類がいくつもあります。
その中で大豆を原材料にしたソイプロテインというものがあるのですが、大豆にはイソフラボンという女性ホルモンに似た働きをする成分が含まれており、男性にはあまりよく作用しないのです。
ですので、男性が飲むプロテインは、牛乳が原材料のホエイプロテインがオススメです。
それともう一つ、気をつけたい事が。
最近のプロテインはタンパク質純度が高く、余分な糖質や脂肪があまり含まれていません。
ですので、高タンパク低糖質低脂質のプロテインを飲んでも体重が増加しない事はありませんが、そこまでの効果を望めません。
そこでオススメのプロテインが実はあります。
ウェイトゲイナーで体重を増やそう
そのオススメのプロテインとは、ウェイトゲイナーと呼ばれるものです。
ウェイトゲイナー(Weight gainer)は直訳すると『体重増加』。
まさに、体重を増やしたい人のための製品なのです。
本来は、柔道やレスリングのような階級制スポーツをやっていて体重を増やしたい人、アメフトやラグビーなどのコンタクトスポーツのためにがっしりとした大きな体を作りたい人、ボディービルダーのオフ期に体重を増やしてバルクアップを目指す人が摂取するものです。
もちろん、薬ではなく栄養補助食品なので、それらのスポーツをしていない一般の人でも摂取ができます。
このウェイトゲイナー、正確にはプロテインとはちょっと違ったジャンルなのですが、タンパク質もそれなりに含まれています。
プロテインは80%前後~100%弱がタンパク質で、残りが糖質や脂質などです。
それに比べ、ウェイトゲイナーは50%以上が糖質なのです。
ウェイトゲイナーもプロテインと同じように色々なブランドから商品が出ていますが、プロテインに比べ数は多くありません。
ですので、ショップによっては取り扱っていない所もありますので、インターネット通販での購入が確実です。
【オススメのウェイトゲイナー3選】
さて、そんなウェイトゲイナーですが、いくつか購入するためのポイントがあります。
それは、
- 味
- 成分
- 購入のしやすさ
です。
毎日のように摂取するものですから、美味しくないと続けられませんし、増量を期待できる成分が含まれていないといけませんし、気軽に購入できないと面倒くさく感じてしまいます。
そこで、3つほどピックアップさせていただきましたので参考にしてみてくださいね。
ザバス ウェイトアップ
ザバス SAVAS ウェイトアップ バナナ味 1.260g (60食分) ★税抜5000円以上で送料無料★激安祭 価格:3,547円 |
ザバスではプロテインというジャンルで販売されていますが、こちらの商品がウェイトゲイナーに当たります。
日本の有名大手企業が出している商品なので、それなりの規模のスポーツショップなら取り扱っている可能性が高いです。
購入のしやすさがザバスの一番のメリットですね。
成分は、1食(21g)中、炭水化物(糖質)14.4g、タンパク質4.0g、脂質0.4g、カロリー77kcalです。
1食21gとありますが、この量では少ないので2~3倍が1食でも良いぐらいです。
糖質やタンパク質の他にも、ビタミン群やミネラルも含まれているので、バランス良く栄養補給ができます。
バルクスポーツ リーンゲイナー
価格:3,510円 |
ワークアウトをしていない人には馴染みのないブランド名だと思いますが、ワークアウトをしている男性にとっては有名な国産ブランドです。
成分は、1食(70g)中、炭水化物(糖質)43.0g、タンパク質19.2g、脂質5.9g、カロリー302kcalです。
ザバスに比べ、比率的にタンパク質が多めになっています。
チャンピオンニュートリション ヘビーウェイトゲイナー
価格:3,120円 |
こちらの商品は海外製(アメリカ)です。
日本の店舗で購入できない場合は輸入になりますが、海外発送の場合は届くまでに1~2週間かかります。
成分は、1食(154g)中、炭水化物(糖質)100.0g、タンパク質33.0g、脂質7.0g、カロリー605kcalです。
さすがアメリカ製、1食の量が154gと量がかなりアメリカンです。
かなり量が多いので、無理をせず半分の量から始めても良いですね。
半分にしても炭水化物50.0gと、ご飯茶碗1杯分と同じぐらいあります。
【ウェイトゲイナーで無理なく糖質の摂取量を増やす】
ウェイトゲイナー1食で、大体ご飯茶碗1杯分と同じぐらいの糖質が摂取できます。
朝・昼・晩に1杯ずつ計3杯のご飯を食べるとして、間食に2回ウェイトゲイナーを飲むと、1日に茶碗5杯分のご飯を食べた事と同じぐらいの糖質を摂取する事ができます。
食の細い男性にとって、これはスゴイ事ですよね。
胃の容量が少なく、1食の食事量を増やす事ができなくても、間食をする事で1日トータルの糖質摂取量を増やせますから、痩せ型の男性は積極的にウェイトゲイナーを摂取する事で確実に体重増加への道が開けるはずです。
そんなウェイトゲイナー、水で飲む事もできるのですが、牛乳で飲むのがオススメです。
牛乳の栄養価がプラスされて、更に栄養価の高いウェイトゲイナーになります。
【太る上で注意する事、それは結果を急がない事】
もし、1ヶ月に体重が1kg増えるとすると1年で12kg、1ヶ月に500gしか増えないとしても1年で6kgです。
1ヶ月ではたいした事ないように思えても、1年で見ると結構な増量になりますよね。
例えば、身長170cm体重50kgの男性の場合、適正体重は63.6kgですから、1ヶ月に1kg体重が増えると1年で12kgの増量ですから、ほぼ標準的な体重になれるという事です。
しかし、今までの食事スタイルを変えて体重を増やすわけですから、体に負担がかからないわけではありません。
短期間での急激な増量は内臓に負担をかけるだけではなく、成人病を誘発する可能性がありますし、体重がかかりやすい膝や腰を痛める可能性もあります。
増量は、2~3ヶ月で結果を出そうとするのではなく、少しずつ様子を見ながら気長に継続していきましょう。
ゆっくりと増量するメリットは他にもあります。
それは、増えた体重を維持しやすくなる事、です。
短期間で急激に体重を増やすと、ちょっとでも糖質の摂取量を減らしただけですぐに体重が落ちてしまいます。
しかし、ゆっくりと増量する事で体を徐々に慣れさせ安定させる事によって、その状態を維持しやすくなるのです。
他に、ウェイトゲイナーにはタンパク質も含まれていますから、適度な運動をしながら摂取する事で筋肉もつきます。
脂肪だけではなく、筋肉も増やし、健康的に増量する事を意識する事が大切です。
【太りたい痩せ型男性の心強い味方ウェイトゲイナー】
プロテイン(ウェイトゲイナー)で体重を増やすためのポイントをまとめると、
- 増量を始める前にまずは太れない原因を探る。
- 糖質を意識した食事を心がけながら、ウェイトゲイナーを取り入れる。
- 短期間で結果を出そうとするのではなく、徐々に結果を出していく。
の3つになります。
標準体重に満たない痩せ型男性にとって、体重増加は憧れであり、悩みでもありますよね。
更に、ただ体重を増やすのではなく、ガッシリとした男性らしい体型になれたら最高ですよね。
食事とウェイトゲイナーと適度な運動で、その憧れを叶え、悩みを解消してみませんか?
普段の生活にうまくウェイトゲイナーを取り入れ、無理なく健康的に体重増加をしていきましょう。